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『 公共 × LHR 』SDGs授業

 8月31日(木) 「地球の未来をよくする提案」をテーマに、公共とLHRでコラボ授業を行いました。夏休みにこのテーマについて生徒それぞれが、” 私の提案 ~ ” をサブテーマに新聞づくりに取り組みました。この日は各クラスでグループワークを行いながら、お互いに自分の 考え や 思い を仲間で共有する時間になりました。

お互いに関心を高め合える時間になると良いです。

 公共の授業では1学期からSDGs(持続可能な開発目標)についても学んでいます。5月には、LHRで会津大学の麻野篤先生に「SDGs私たちにできること」をテーマにお話しもしていただきました。これまで学習したことや普段感じている事を一人ひとりがどんな風に新聞にまとめたのか、また情報を共有することで、自分とは違った見方や考え方に気付いたり、別の目標に向け新たな関心を持つきっかけになったりすることを期待したいです。

はじめに

なぜ、このテーマにしたのか?

 自分の作成した新聞をもう一度振り返り、仲間に伝えたいことをワークシートに整理します。自分の考えや思いを知ってもらうためには 伝え方 が大事。どうしたら相手にうまく伝わるか?いろんな要素を結び付けながら取り組んでくれました。容易なことではありません。

面白いと思ってもらうことも大事かな?

 身近なくらしの中で気になることや、授業で感じたことをきっかけにテーマ設定している生徒もいました。今回多かったのが 海の豊かさを守う についてのテーマです。そこからゴミや資源についてそれぞれいろんな提案を考えてきてくれました。

最初は4~5人位のグループではじめました。

 タブレットの活用にもだいぶ慣れてきたようです。新聞づくりでもいろんなサイトや文献から情報収集をして、最終的に1枚のPDFにまとめました。体裁を整えることに苦労した様子が見られます(笑)。でも課題に示された条件や手順に沿って伝えたいことが伝わる工夫を心がけ、自分らしい新聞をつくってくれました。

サークルタイム

自分の主張をお互いに聞いたり伝えあう

 みんな世界で起きているさまざまな問題をうまく整理し、解決に向けて具体的な目標や取り組みを挙げていました。それぞれSDGsアイコン をえらんで、学校でできることや家庭でできること、今自分が行動できることを伝えていました。

伝え方もグループによってさまざまでおもしろい。

 表 や グラフ をつかって、問題の深刻さや今後の改善のしかたについて、うまく話す事ができていました。主張のしかたは人によってもグループによっても様々です。

それぞれの意見を尊重し合うこと

 授業とはいえ、日常的に社会問題について話をしたり議論する習慣は、だれでもそれほど多くありません。

みんなの発表をメモしながら
感想や思ったことをワークシートに残していきます。

 今回のひとり一人の主張が、公共の仕組みに関する基礎的な知識を学んだ上で、その仕組みにどうやって自分なりに参加できるかを考える良い機会にもなりました。

いろんな角度から考えるきっかけに

 さまざまなテーマについて自由にアイデアを出し合ってくれました。情報を共有することで、いろんなことが想像できると思います。

新しい発見に気づくこともできた。

 自分とは違うテーマでも具体的な提案をたくさん聞けたことで、自分の考えや思いをさらに深めることに繋がった人もいました。
 
 また中学校からアサーションを大切にしている生徒が多く、時折となりの教室から拍手の音も聞こえてきます。こういった時間には大事な要素のひとつだと思います。

新聞作成からグループワークを通して

目標とターゲット

 今回の新聞づくりでは、世界に目を向けた人、地域に着目した人などさまざまです。でも大きく「社会」「経済」「環境」の3つの分野でそれぞれがしっかりと考えてくれました。

ふりかえりをして次につなげよう。
そして新聞の内容をさらに濃くしていこう。

 目標ターゲットを詳細に設定することで、世界や地域は自分たちの問題でもあるという意識を持つことができ、今の自分でも確実に取り組みを進められることもわかりました。

ワークシートをふりかえってわかること。
考えがさらに深まると良いと思います。

 そして世界の人も、クラスの人も大切なパートナーです。これから少しずつ積み重ねていきましょう。

 新聞づくりはタブレットを使って丁寧に作業してくれました。そしてグループワークもみんな協力して積極的に取り組んでくれました。次はプレゼンテーションの仕方が課題ですね。先生たちはclassiの機能をもっと活用できるようにします(笑)。

              SDGs × 🈟白河実業