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【塙校舎】実習風景 #機械科2年

引き続き機械科2年生の実習風景も紹介していきます。
3年生実習と同様にラジオ体操と整列指導を行い、各班に分かれます。

現在2年生の実習は、旋盤実習とフライス実習に分かれています。
旋盤実習では、豆ジャッキを製作をしています。
豆ジャッキとは、水平を保つための治具であり、例えば豆ジャッキを板の四隅に置き、板の水平を調節します。
製作には主に旋盤を使用し、端面切削、外周切削、段付き、テーパー、ネジ切り、溝加工、穴あけを6週間かけて行います。
作業前には必ず先生がお手本を見せ、製作上の注意事項を聞きます。

説明を聞いたあとは、自身の旋盤につき作業を行います。
おや?この組み合わせは・・(本校関係者しか知りません笑)

次の工程の注意点やわからないところは都度説明をします。
生徒の安全を第一に実習しています。

次にフライス実習の紹介をします。
フライス盤とは、平面加工や溝加工ができる工作機械で、歯が多数付いているため、旋盤よりも効率良く削ることができます。そのフライス盤を使用し、六面体の製作、万力の本体、稼働体の製作、凹凸部品の製作を6週間掛けて実習します。
本日は万力の本体、稼働体の加工です。工作物のセットが大事になってきます。4週目ともなるとお手本を1回見るだけで自分達で削ることができます。

お互いに手順を確認し合いながら作業しています。一つの手順を間違えただけでも大きなミスにつながります。

以上のように実習をしています。また他の実習紹介もしていきます。